春彼岸とは
ライフスタイルの変化により、お彼岸になじみのない人々も増えてきたと言われています。
お彼岸とは、3月の「春分の日」・9月の「秋分の日」を中日にした7日間に先祖のお墓参りを行う期間ですが、本来どのような意味を持つのでしょうか?
先祖のお墓がある寺院に参詣し、墓掃除を行ったり説法を聴いたりすることで先祖の霊をなぐさめることができると考えられています。
インドや中国の風習の影響を受けた行事が多い中、このお彼岸は日本独自の風習なので、大切に受け継いでいきたいですね。
さて、この「彼岸」という言葉は三途の川の向こうの世界を指します。
つまり、先祖が住む死者の世界のことです。
春のお彼岸の中日は春分の日ですが、この日は太陽が真西に沈むとされています。死者が行く世界の中でも極楽浄土がある場所は西方とされており、先祖には極楽浄土で暮らして欲しいという願いから、先祖供養に縁が深い期間とされました。
春のお彼岸は、春分の日を中心にした7日間を差します。
春分の日は年によって変動するため、それにともなって春のお彼岸の日程も変化します。
2023年の春のお彼岸は、2023年3月18日~2022年3月24日までという日程になっています。
3月18日が彼岸入り、3月21日が春分の日、3月24日が彼岸明けです。
外出もスムーズになりつつ有ります。ご先祖様のお墓参りにお出かけになっては如何でしょう。