喪中はがきが届いた場合、どのように対応していいか悩みますよね。
適切な対応ができず、ご遺族に失礼な印象を与えてしまうことや、誤って年賀状を送ってしまうことは
避けたいところです。
喪中はがきを受け取り服喪期間中と思われる方には年賀状やお祝いのご挨拶は控える必要があります。
むしろ家族をなくされて寂しい年末年始をお過ごしかと思われますので、慰めや励ましのお手紙を差し上げる
お心遣いが必要です。
喪中はがきで初めて不幸を知った場合は、年賀状を送るのは控え、
「喪中見舞い」「年始状」「寒中見舞い」のいずれかを送りましょう。
いずれかを送ることによって、ご遺族に、「不幸を知らなかったことに対するお詫び」と「お悔やみの言葉」を
伝えられるからです。
喪中はがきが届いた場合、特に親しい関係であれば、お悔みのお手紙だけではなく香典も贈りたいものです。
喪中見舞いで贈る香典は、現金ではなく、お線香やロウソク、お花がおすすめです。
あまり高価なものではなく、お返しが不要な程度のものを選ぶと良いでしょう。
香典を送る目的は、哀悼の意を伝えることです。
華美なものではなく、気持ちのこもったものにしましょう。
なお、現金を贈ってしまうと、遺族に過度に気を使わせてしまう可能性があります。
今年も残り少ないこの時期くれぐれもご自愛ください。