お彼岸のご供養
お彼岸にはできるだけ家族そろってお墓参りしましょう。お墓参りにに特別の作法はありません。
墓石をきれいに洗い、お墓の周囲も掃除して花や線香をたむけ、お菓子などもお供えします。
そして合掌礼拝の前に水桶からたっぷりと水をすくい、墓石の上からかけます。
水をかけるのもお布施の一つです。
お墓参りには次のものを用意しておくといいでしょう。
(数珠、線香、ローソク、マッチ、花、菓子、果物、半紙、水桶、柄杓、たわし、ほうき、雑巾など)
また、家庭では仏壇を掃除し、新しい花、それに牡丹餅・おはぎ、お彼岸団子などをお供えします。
彼岸法要のはじまり
日本では最初に彼岸法要(讃仏会)が行われたのは今から約1200年前のことで、諸国にあった国分寺の僧侶が
春と秋の2回、中日を挟んで前後3日間の計7日間にわたり仏を讃えお経をあげたと伝えられています。
それからしだいに一般の人にも、お彼岸の法要として供養することが広まってきました。
彼岸会のお寺の行事
お寺では「彼岸会」の法要がお彼岸の期間に営まれます。
読経や法話などが行われますので、お墓参りの祈りにはお寺の彼岸会にも参加してご供養をお願いしましょう。
忙しくて時間がない場合でも、本堂のご本尊へのお参りとご住職への挨拶は欠かさないようにしましょう。